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魚に多く含まれています

女の人

細胞を柔軟にします

DHA(ドコサヘキサエン酸)とは魚の油に多く含まれている不飽和脂肪酸の一つです。人の体には必須の脂肪酸で、日本では昔は魚を多く食べていたので十分に摂取していましたが、近年では魚を食べる量が減少しているため摂取量が不足し、サプリメントで補充することも多くなっています。DHAは細胞を包む細胞膜に多く含まれています。細胞膜はリン脂質という成分で構成されていますが、リン脂質の種類によっては細胞膜の流動性が減少し、細胞が硬直してしまいます。この細胞膜の流動性を高め、細胞を柔軟にしているのがDHAです。特に脳や神経を構成する神経細胞は、木の枝のような複雑な構造をしているため細胞の柔軟性が非常に重要で、DHAのおかげで脳や神経が健全な状態に保たれています。他にも心臓や目、精液など体の様々な部位のリン脂質にDHAが多く含まれています。

血液をサラサラにします

DHAの細胞を柔軟にするという機能はドロドロの血液をサラサラにすることにも役立ちます。血液がドロドロの状態になると、血液の流れが悪くなり栄養が全身に届かなくなったり、血液中に血栓という塊ができて心筋梗塞や脳梗塞の原因になったりします。また、年齢を重ねると血管が狭くなって硬くなる動脈硬化の状態に陥りやすくなります。この原因はコレステロールや中性脂肪が血管の壁に付着することですが、DHAにはこれらの値を減らす効果もあるため動脈硬化を予防することができます。DHAの摂取にはやはり魚を多く食べることがおすすめです。特にサバやイワシなどの青魚がおすすめです。また、DHAは魚油に多く含まれているため脂ののった旬の魚を食べるとよいでしょう。